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LGBTだけじゃない!セクシャルの種類はもっとある件

 

こんにちは、asahiです。

 

「自分はLGBTに当てはまらない」

「でもみんなとは何か違う気がする…」

「自分は一体何なんだろう」

 

今ではセクシャル・マイノリティといえば
LGBTというような雰囲気がありますが、
実はLGBTには該当しない人もいます。

 

それゆえに
余計に理解されずに苦しみます。

 

そもそも
自分は一体何になるのか?
何て言ったら理解してもらえる?
そう思っている人もいると思います。

 

今回は「LGBTではない、セクシャル・マイノリティ」について
書いていこうと思います。

この記事の目次

LGBTだけじゃない!セクシャルの種類はもっとある。

LGBTの他にQQIAAPPO2Sがある?

 

QQIAAPPO2S…(´・ω・`)

 

っていう顔になってしまいますね。
以下が名称です。

 

  • Q:クイア
  • Q:クエスチョニング
  • I:インターセックス
  • A:アセクシュアル
  • A:アライ
  • P:パンセクシャル
  • P:ポリアモラス
  • O:オムニセクシャル
  • 2S:トゥースピリット

 

なんとなく聞いたことがあるものから
全く聞いたことのないものまで…

ちなみに私も
最近まで知らなかった言葉あります。

 

Q:クイア

 

クイアはどちらかというと生き方を表し、
セクシャル・マイノリティを総称したものです。

 

もともとは蔑称だったみたいです。
1980年代に蔑称だったクイアを逆手にとって、
「クイア・ムーブメント」といった差別に抵抗した運動をして、
その結果、クイアが広まった形です。

 

クイアは「風変り」「奇妙な」の意味合いがありますが、
「どんな性表現や性指向でもおかしいことではない」
と、ポジティブな言葉として使われています。

 

Q:クエスチョニング

 

まだ性指向や性自認が決まっていない人のことです。
もしくは決めたくない人。

 

xジェンダーなどもここに該当します。

 

「女性が好きかもしれないし男性が好きかもしれない」
「自分をどちらの性にも当てはめたくない」
「どの性指向も性自認もしっくりこない」

 

クエスチョニングの人は
「どの性にも決めない」といった考え方です。

I:インターセックス

 

身体性が男性でも女性でもない、もしくは中間の人。
日本では、「性分化疾患」という医療用語があります。

 

インターセックスの正式名称は
DSD(Disorders of Development)で、
身体の性が色んな形に発達しているという意味です。

 

身体のことなので、
DSDが自分の性自認が中性や無性なわけではないです。

 

A:アセクシュアル

 

他人に対して、
恋愛感情や性的欲求を感じない人です。

 

ちなみに、
恋愛感情はもつけど性的欲求を持たないのは
ノンセクシャルと言われています。

 

「人を全然好きになれない」
「恋愛話に興味を持てない」

などの人は当てはまるかもしれません。

 

他人からは愛情が不足していて
冷たいと思われることがありますが、
本人に愛情や優しさがなかったりするわけではありません。

A:アライ

 

アライとは、「同盟」や「盟友」などの意味があり、
自分とは違うセクシャルでも理解をして、
寄り添っていく人のこといいます。

 

P:パンセクシャル

 

どんな人でも恋愛対象になる人のことです。
男性・女性・中性・無性など…
全性愛者ともいいます。

 

「好きな人が好き」という考えですね。

 

また、パンセクシャルの場合は
性別を認識せずに人を好きになります。

 

「性別って何?」くらいの感覚です。

 

P:ポリアモラス

 

どんな性の人でも
多数の人を同時に愛することが出来る人です。

 

浮気症なだけやん…

 

と思うかもしれませんが、
ポリアモラスの人は全員本命なのです。

 

それを付き合っている人が全員理解しているなら
ポリアモリ―な関係ともいいます。

 

もちろん、一方には隠しているなど
相手を傷つける行為はポリアモリーとはいいません。
自由と言えば自由ですが、
多少、誤解されやすいかもしれませんね。

 

とはいえ、

僕、ポリアモラスだから。

 

といって交際相手を傷つけるのはやめましょう。

 

もしポリアモラスなら、
交際する前にきちんと告げるほうがいいです。

O:オムニセクシャル

 

全ての性を好きになる人のことです。
パンセクシャルと似ていますが、
相手をどう認識しているかで違います。

 

パンセクシャルの場合は
「相手の性別を認識せずに人として好き」

オムニセクシャルの場合は
「相手の性別を認識した上で好き」

 

似ているようで、少し違います。

 

2S:トゥースピリット

 

男性と女性の2つの性を持つ人のことです。

 

アメリカ・カナダの先住民の間では、
歴史的に認められてきた性で、
「2つの魂をもつ人」は尊敬され、
さまざまな社会的役割をしていたそうです。

 

あるときは女性の恰好をし、
あるときは男性の恰好をする。
「さまざまな性の役割をする人」ですね。

 

セクシャル・マイノリティはまだまだ多数存在する

LGBTQQIAAPPOSだけではなく、
まだまだ多く存在するそうです。

 

アメリカのFaceBookでは58種類の性別欄があります。

 

カテゴリーを分けると
なんだかわけわからなくなってしまい、
もう分けなくてもいいのでは?

 

と思ってしまいそうになりますが、
結局は「自分が何かを知りたい」という
人間の基本的な欲求があるので、
カテゴリーに分けられていたほうが
その人にとっての安心が確保できます。

 

周りに誰も同じような人がいないと
本当に孤独に感じます。

 

一番いいのはやっぱり
どんな人がどんなセクシャルでもいい
という考えが根底まで浸透することだと思います。

 

最後に

 

紹介させていただいたセクシャルに
自分が当てはまらないという人でも
それはおかしいことではないので安心してくださいね。

 

あなたはあなたの形がありますし、
それを認めることで心が楽になります。

 

正直、「…であるべき」の概念が
世の中には多すぎて、本来の自分を見失ってしまいます。

 

それはセクシャルだけではないです。

 

自分の考えや望みを捻じ曲げて
他人に合わせると自分らしく生きていくことが困難になります。
結局幸せに生きることは、まず自分らしく生きることだと思います。

 

セクシャルだけでなく、
他人に合わせて生きているなと思ったら一旦足を止めて、
自分は一番どうありたいかを考えてみるほうがいいです。

 

それでは、また。
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