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【重要】FTMがつらいときにするべきこと

こんにちは、asahiです。

 

「リスクのある手術をしないと男にはなれない」
「手術をしても、完璧な男にはなれない」
「結婚はできても、子供はできないし」
「自分は一生、幸せにはなれないんじゃないか?」
「FTMとして生きるの、つらすぎ、、、」

 

これは、私自身が過去に思っていたことです。
男性として生きれるようになっても、悲観的になってしまうことも少なくありません。

 

性別や身体について気にしすぎて、生きることがつらかった。

 

FTMだと確信したとき、
きっとあなたもこんな風に思い、つらい思いをされているでしょう。

 

ただ、性別に囚われずに、「人として」生きると心が楽になります。

 

最近になって自分の性別を理解した人も、
これから治療をしていく人も、
治療が終わっている人も、
治療をしないと決めた人も、

 

「こうでないといけない」と思いすぎずに、「自由に」生きていってほしいです。

この記事の目次

FTMはつらいけど、人生に深みがある

 

深みなんていらんから、楽に生きたいわ!

 

そうですね、つらいことばかりで、
人生は生まれた時からハードモードな気がしますよね。
理不尽な思いをすることも多いです。

 

ただ、このつらさから得られるものは多いです。

 

ポジティブに生きよう、とか
物は考えようだよ、とか

そんなことを言うつもりはありません。

 

つらいはつらいでいいんです。
つらいに決まっているし、つらい気持ちを封印しても意味はありません。

 

ただ、このつらい経験は確実にあなたの人間性を高めます。

治療や手術は絶対じゃない

 

「手術して男にならないと、幸せになれない」
「男にならないと認めてもらえない」

 

男性になることがゴールになってしまうと、
たとえ男性になったとしても自分自身を見失ってしまいます。

 

FTMだからといって、
絶対に手術をしないといけないわけではないです。

 

胸オペだけでもいいし、
ホルモン注射だけでもいいし、
治療をしない選択をしてもいいんです。

 

「手術して、絶対男になりたい!」という人もいれば、

「手術してまでは、、、」という人もいます。

 

大切なのは、この先あなたが一番生きやすい道を選ぶことです。

 

 

もしかしたら周りに

手術したほうがいいんじゃないの?

 

と心配して言ってくれる人もいるかもしれませんが、
本当にしたいかどうかは自分自身と向き合ってから決めたほうがいいです。

 

治療や手術をしてもしなくても、
あなたはあなたらしく生きることが大切です。

 

完璧な男になれないからつらい

 

確かに、どんなに頑張っても、完璧な男にはなれません。
好きな人にもなかなかアプローチできないかもしれません。

 

でも、つらいことと向き合った人は
人の痛みを知っている優しい人になれます。

 

周りの何気ない一言に傷ついたとき、

自分が何なのかわからなくて絶望したとき、

自分の身体に対して嫌悪感を持ったとき、

カミングアウトする勇気を振り絞ったとき、

式などで自分らしい恰好が出来なかったとき、

 

自分にとって悲しい出来事で、思い出したくないこともあると思います。

 

しかし、その経験からは無数のあなたの長所が生まれています。

 

 

周りの空気を大切に出来るようになったり、

人の気持ちを察することが出来るようになったり。

 

 

「完璧な男」になれなくても、

ずっと人生を楽しく生きられる「魅力的な人」になれます。

 

 

FTMがつらいときにするべきこと

 

つらいことがあったときには
自分を責め、悲観的になってどうしようもないときもあります。

つらいときは悲しんでもいいし、
思いっきり落ち込むことも自分にとっては大切です。

 

しかし、それが定着してしまうと、
自分を責めすぎて、最終的には周りの人に攻撃的になってしまうこともあります。

 

そうなってしまっては、周りには人がいなくなり、
ますます悲観的になり、不幸な生き方になってしまいます。

 

そうならないためにも、
「FTMがつらいときにするべきこと」を紹介します。

 

1自分を責めることをやめる

 

「自分なんて生まれてこなければよかった」
「どうせ自分なんて幸せになれない」

 

私もそう思っていたことがたくさんあります。
しかし、そんなことを思っていても仕方がないです。

 

間違いなく、あなたは悪くないからです。

 

私自身、自分を責めることをやめてからのほうが、つらい気持ちになることが減りました。

 

つらい気持ちになるのは、

他人の言動によってなる場合もあるけど、

ほとんどは自分が自分を必要以上に責めているからだと思います。

 

意外と自分を責めなくなると、
他人の言葉が気にならなくなります。
自分を責めないって難しいけど、大切なことです。

 

ちなみに、自分を責めないことと反省することは違いますよ。
悪いことをしたなら反省しましょうね。

 

2これからどうしたいのか考える

 

責めないことに慣れてきたら、
あなたがこれからどうしたいのかを考えてみてください。
その際、周りの意見や気持ちは一切考えなくてもOKです。

 

将来のしたいことでもいいですし、
これからなりたい自分を想像するでもいいです。

 

その先に治療や手術が必要か考えてみてください。

 

考えてみたとき、
あなたは治療や手術をする必要があると思ったでしょうか?

 

それとも、
しなくてもいいと思ったでしょうか?

 

まだ全然わからなくても大丈夫です。
よくないなのは「こうでないといけない」と思いすぎてしまうことです。

 

周りの意見や雰囲気に流されることなく、
自分の気持ちを大切にした上で決めたことなら、
あなたは幸せな人生を歩んでいけます。

 

自分の気持ちを大切にしていれば、
つらいことがあってもブレずに生きていけます。

最後に

 

「FTMでいることがつらい」
と、思っている人がほとんどだと思います。

 

しかし、戸籍を変えることを目標にしていても、
その先の目的がない場合は、男性になったとしても幸せになれるとは限りません。
むしろ、本当にこれでよかったのか、と悩んでしまう可能性すらあります。

 

大切なのは自分の気持ちに耳を傾けること。

 

つらいことがあった分、
あなたは強くて魅力的な人になれるし、
自分がしたいこともできます。

 

自分を責めすぎずに、人生を歩んでくださいね。

それでは、また。
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