オススメ記事
性同一性障害にとってつらいこと6選

 

こんにちは、asahiです。

 

「性同一性障害(性別違和)はどんなことで悩む?」

「周りに同じような人がいなくてつらい」

「日常生活はどうしてるの?」

 

性同一性障害(性別違和)かもしれないと思ったとき、

周りに同じような人がいないと悩みを共有できなかったりしますよね。

一人で悩むのはつらいです。

 

また、性同一性障害(性別違和)の人が

近くにいて、どんなことで悩むのか知っておきたい

という人もいるかと思います。

 

なので今日は

「性同一性障害にとってつらいこと」

について書いていこうと思います。

 

私の体験談のようなものになりますが、

性同一性障害(性別違和)の人にとってはあるあるです。

 

これを読んでいただいて、

一人で悩んでいる人も少しでも救われたらいいなと思います。

 

この記事の目次

性同一性障害にとってつらいこと

1【学生編】男女別になること

 

学生の間は何かと男女別行動などが多いです。

 

小学校まで体育は一緒だったけど、

急に中学校からは別々にされて

戸惑う性同一性障害(性別違和)の人も多いですよね。

 

最近では、新型コロナウイルスの影響で

男女別の分散登校になって、

つらい思いをする性同一性障害(性別違和)の人もいます。

 

性別の違和感など感じない人は

男女別の分け方に何とも思わないかもしれませんが、

性同一性障害(性別違和)の人からすれば、

登校したくなくなるようなことでもあります。

 

最近では

男・女で分けるのは良くない

と考える人も増えてきており、

男女混合名簿を使っている小学校もあるそうです。

 

2【学生編】プールの授業

 

正直これは私にとっても地獄でした。

 

プールの授業を休むために

ずっとプールを休む方法について考えていました。

 

真剣にプールの水でアレルギーにならないか

願ったりしていました。

 

苦肉の策で生理だと嘘をついても

毎回それが通るはずもないし、

 

結局は補習を受けないといけなくなって

他の学年とプールを入らないといけなくなって絶望したり、、、

グラウンド何周でもするから

プールだけは本当にやめてくれって思ってました。

 

性同一性障害(性別違和)の人にとって

必ず訪れる試練かと思います。

 

人によっては先生に相談したりして

プールの授業を受けなくてもいいようにしてもらえていますね。

 

周りの友達には

「なんで入らんの?」とか言われるので、

なかなか苦しい思いをしますよね。

 

3【学生編】決められた制服

 

スカートをはかないといけない

そのことがストレスでした。

 

部活で朝練があるときは

ジャージで登校してもよかったので

そのときは嬉しかったです。

 

スカートの下はズボンをはいて

小さな抵抗をしていましたが、

ズボンがはきたくて仕方なかったです。

 

最近では、

ズボンとスカートを選べるようになりましたね。

 

とはいっても、

FTM(女性から男性)はズボンをはきやすいですが、

MTF(男性から女性)はスカートはきづらいですよね。

 

まだまだそこのところは

差別や好奇な目があるので悲しいですね。

 

4【社会人編】就活のとき

 

性別を変更する前とかだと、

どちらで行くべきか悩んでしまいますよね。

 

履歴書で男女のどちらかに

丸をつけないといけないときも

 

男・女でこんなに悩まないといけないなんて

悲しいなぁと何度も思いました。

 

また、カミングアウトは面接のときにするべきか?

落とされる原因にならないか?

それなら入社してからカミングアウトするべきか?

でもクビにされたりしないか?

 

仕事に何か影響のあるようなことはないのに、

なぜこんなに悩まないといけないのか、、、

ただでさえ就活はストレスがかかるのに、

もっと悲しい思いをするのはつらいです。

 

PANTENEの新聞全面広告で

元就活生のトランスジェンダーを

出稿したことで話題になりましたね。

YouTubeの広告でもたまに流れます。

 

#PrideHairでは

LGBTの元就活生の体験が書かれています。

 

良かったら読んでみてください。

 

5【社会人編】結婚・子供の話を聞かれる

 

これは性同一性障害(性別違和)の人だけでなく、

LGBの性的マイノリティの人達も通る悩みですよね。

 

特に30才過ぎてから

結婚をしていないだけで

なんか訳あり、、?みたいな空気になります。

 

まあ、ある意味で訳ありなのはそうですが、

たまに人格を否定されたりするときもあります。

 

私の場合は周囲にカミングアウトせずに

仕事をしていたので、

結婚は?子供は?

みたいな話題はしょっちゅうでした。

 

とやかく言われる筋合いはないですが、

とやかく言う人も多いので

傷つくときもありますよね。

 

ちなみに私の場合は

失礼のないように流したりします。

 

これは持論ですが、

結婚や子供のことを聞いてくる人は

結構自分の話を聞いて欲しかったりもするので

逆質問返しでなんとかなることが多いです。

 

あまりにしつこい人がいたら、

逆質問返しをすることをオススメします。

 

6【社会人編】社内旅行のとき

 

社内旅行があるところは

結構これで悩みます。

 

性別も変更済で、

手術も済ませていたとしても、

FTMの場合は困ることになります。

 

ホルモン注射と胸オペだけで

戸籍は女性でも男性として働いている人は

もっと困るかと思います。

 

旅行先が温泉とかだと

もっと嫌ですね。

 

私の場合はタイとかだったので、

一緒にお風呂に入ることはなかったですが、

バレる?バレない?と余計なストレスがかかりました。

 

行かなきゃいいんですが、

少人数の会社とかだと行かない選択をしにくいです。

 

毎年行くような職場だと、

結構精神的にきついと思います。

 

誰も悪くないのに、

自分で自分を責めてしまい

悪循環になります。

 

できれば、

社内旅行がないところで働けたらいいですね。

 

 

最後に

 

性同一性障害(性別違和)に生まれただけで、

こんなに苦しい思いをして、

つらい日々を送っている人もたくさんいます。

 

男か女かで物事を決めることも

かなり減ってきたかと思いますが、

まだまだ男女別になることも多いです。

 

特に多感な時期である

10代の頃は毎日傷ついて過ごします。

 

なんとか乗り越えたあとでも、

自分を否定し続けた過去は心に残り、

気づかないうちに卑屈になっていることもあります。

 

そうならないためにも少しでも、

性同一性障害(性別違和)の人が

常日頃からつらい思いをしていることが伝わり、

少しづつでも過ごしやすい社会構造になったらいいなと思います。

 

それでは、また。

 

おすすめの記事