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FTMが男社会でも上手くやっていくには?

 

こんにちは、asahiです。

 

「ずっと女友達しかいなかった」

「男性と仕事するとどんな感じ?」

「男のノリがわからない…」

「FTMは男社会でやっていけるの?」

 

これから社会に出て、

カミングアウトせずに生きていこうと思っているけど

男社会でやっていけるのか?

仲良くできるのか?

バレないか不安…

などいろんな不安があると思います。

 

私もカミングアウトせずに

バイトや仕事をやってきました。

 

そのときは同じように

男社会でやっていけるかな?

バレないかな?

と悩んだ時もあります。

 

今回はそんな経験をもとに

「FTMは男社会でうまくやっていけるか?」

について書いていこうと思います。

 

コミュニケーションに必須な

男女の会話内容の違いについてや

どう接したらいいのか、

男性特有のノリで気をつけること、

結局どうしていけばいいのかなどを

知っていただけると思います。

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

この記事の目次

FTMが男社会でも上手くやっていくには?

脳の違い?男性と女性では会話内容に違いがある?

 

男脳、女脳ってよく耳にしますよね。

実際に科学的にも根拠があるようなことも

言われています。

 

しかし、その一方で

脳の性差はないとも言われています。

 

現状において心理学研究は,
感情の喚起および認識における女性の優位性
を支持するものの,その性差は顕著なものでは
ないことを示しているようだ。また,脳科学研
究は,脳の構造および機能における一貫した性
差を示していないと言えよう。一般に広まって
いる「女性は感情的」,「男と女は脳が違う」と
いった男女を二分するような言明は,誇張され
たある種の「神話」であると捉えられそうだ。

 

結局、人によるってことですよね。

 

でも、会話の内容に違いがあると思う

 

私も会話の内容が違うな、

と思ったことは何度もあります。

 

しかしそれは脳の違いではなく

育ってきた環境が違うだけなんだと思います。

 

極論かもですが、

「男性らしく」「女性らしく」という

いわゆる呪いのような言葉があって、

それに左右されて人格も形成されているように思います。

 

そして男性特有・女性特有の劣等感が生まれ、

その悩みに共鳴し合う人が集まってグループが出来た結果、

男女の会話の違いが生まれるのだと思います。

 

結局、男・女というよりも

同じような悩みをもつ人が集まるだけで、

厳密にいうと男女に会話の違いがあるわけではないと

私は考えています。

 

じゃあ、男社会に馴染むにはどうすればいい?

 

私の経験上では、

一人一人を「男」と見るのではなく、

「個性」として見ることが結局良かったです。

 

「個性」を受け止め、

その人にとって嫌なことや心地いい言葉など

十分に観察して接したら相手は心を開いてくれます。

 

もちろん自分が苦手な人だと察したら

無理に接さなくても大丈夫です。

 

私もそうでしたが、

FTMは「男」にこだわりすぎて

考えすぎてしまうような気がします。

特に「男社会」に馴染めるか悩む人は

その傾向が強いかもしれません。

「男」をみんな一緒にしてしまうと

見えるものも見えなくなってしまうので

注意が必要ですね!

 

危険!男のノリでバレるかも

女性同士のスキンシップもあれば

男性同士のスキンシップもあります。

 

女性の場合で多いのは

抱きついたり、腕を組んだり、

人によっては胸を触ったりしてきますよね。

 

じゃあ、男性の場合はどうかというと、

ハイタッチ、肩を組む、

過度な人だと股間を狙ったりしてきます。

 

股間はマジでアウトです。

 

社会人になると

そんな人はほとんどいないですが、

10代、20代前半は多いですよね。

 

ちょっとスキンシップが多い人は

要注意ですね。

 

触られても大丈夫なように

そういうグッズを購入して

カモフラージュしている人もいます。

楽天とかでも売っているので、

欲しい人は購入してみてください。

男社会って厳しいのか?

私が働いていたところは

9割が男性の職場でしたが、

男性と女性が半々の職場とも

あまり変わらないなと思いました。

 

仕事に対する悩みは

男女関係ないし、厳しさも同じです。

 

男社会だから上手くいかないと考えてしまうと

それこそ上手くいかなかったときに

本当の原因が見えなくなってしまって

改善のしようがありません。

 

男社会での人間関係に悩んでいるなら、

「男」ではなくその人達と考えが合わないとも考えられます。

その場合は無理に合わせる必要はないですよ。

あなたに合う職場は必ずあります。

 

引っ越し業者などの

肉体をフルで使うような職場は

肉体的に差は生まれてしまいますが、

良好な人間関係を築く上で

男社会なのは関係ないかと思います。

 

大切なのはやっぱり

「男」というより

「人」として接することですね。

 

考察:男社会も女社会もなくなる?

近年では、

段々と男女で分ける意味はあるのか?

という考えが広まってきています。

 

男女記入欄を削除した履歴書、

男女混合名簿の廃止、

制服の見直し、

 

など、いろんな動きが見られます。

男女共用トイレまで存在するようになってきているので

少数マイノリティの人だけではなく、

そもそも男女に分ける必要は何か?と

考える人も増えてきているようです。

 

育児などの問題もそうですよね。

女性ばかりが負担になることが当たり前はおかしいし、

育児で男性が休んではいけないなんてことも

「なんで?」っていうことになります。

 

人が人として生きやすく、

働きやすくなっていくことを目指す人も

今では増えてきているので、

男社会や女社会はなくなっていくのだと思います。

 

男女で分けるのは統計しやすいからと

聞いたこともありますが、

医療などには必要にしても

趣向などのアンケートではあまり意味はないように感じます。

 

それに

男だから、女だからといって

したいことが出来なかったりするのは

能力を捨てるようなものでつまらないですよね。

 

これからは

そういう男女の呪縛をなくして

自分のしたいことをしていけるようになったら

生活が充実する人も増えていくと思います。

 

というか、そうなってほしいですね。

 

最後に

 

そもそも男社会とか女社会とか

なくなってしまえば、

そこで悩む必要もなくなりますね。

 

もちろん、

男女関係ない社会になっても

カミングアウトをしないなら

スキンシップには気をつけたほうがいいですが。

 

10年後、20年後、

どうなっているのかわかりませんが、

今よりも少数マイノリティの人や

男女の差別で悩んでいる人にとっては

過ごしやすい未来が待っているのではないかと思います。

 

この記事では男社会なんて

あってないようなものだと書きましたが、

それでも不安に思う人もいるかと思います。

 

こんなに悩むのは

「本当の男じゃないから…」と

自分を責めないでくださいね。

そう思いすぎると返ってもっと自分を傷つけてしまいます。

 

もし、馴染めなくて馬鹿にするような人がいても

馬鹿にしてくる人のほうが問題ありなので

気にしないでおきましょう。

 

あなたが平穏に

自分らしく生きられることを祈っています。

 

それでは、また。
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