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【危険】FTMって思い込んでしまっている?

 

こんにちは、asahiです。

 

「自分はFTMだと思っているけど、思い込みなのかな?」
「男性が恋愛対象だとFTMではないのかな?」
「”思春期によくあるやつ”なのかな?」

 

昔に比べて、今は簡単に情報が手に入るようになりました。

 

それゆえに情報に惑わされすぎて、

「自分は一体何なのか?」

と混乱してしまう人もいるのではないでしょうか?

 

性同一性障害(FTMまたはMTF)だと思い込み、

治療をしたにも関わらず、後悔をしてしまう、、、

という、悲しい結果になってしまうことも少なくありません。

 

ちなみに「性同一性障害の明確な原因」はわかっておりません。

 

それゆえに、

「そんなものは思い違いだ!」

「勘違いだ!」

と言う人もいます。

 

その言葉にまた惑わされて、

本当の自分の気持ちがわからなくなってしまう。

 

自分のことは自分の心に聴くことが一番ですが、

それは難しいことだとは思うので、

この記事が少しでも参考になればな、と思います。

 

この記事の目次

FTMって思い込んでしまっている?

  • FTMではなく、FTXかも
  • 男性が好きだったら、FTMではない?
  • 男性へのトラウマからFTMだと思い込む可能性がある?

FTMかどうか悩むパターン3つをご紹介させていただきます。

1FTMではなくFTXかも

 

そもそも、FTMとFTXの違いって何?

 

FTMは「身体は女性だけど、心は男性。身体も男性に近づけたい人」

FTXは「身体は女性だけど、心はどちらでもない人」

 

ざっくり言うとこんな感じです。

FTMは自分が男性であると認識できている。

FTXは自分が女性だとは思えない、でも男性でもない。

 

自分が女性でも男性でもないという感覚なら、限りなく「FTX」の可能性があります。

 

ここで注意が必要なのは、

「恋愛対象は女性だし、身体も男性に近づけた方がいいかな?」

と思ってしまうことです。

 

そのときの感情や交際相手の意見に流されて「男になりたい」と思っても、いざ手術などをしたときに後悔してしまう可能性があります。

 

それに、恋愛対象が女性だからといって、「心が男性」とは限りません。

 

でもどちらかに決めたい、、

 

そう思う人もいるかもしれませんが、無理やり決めつけてもいいことはありません。

 

特に学生のうちは「男か女か」で分けられていて、居心地の悪い思いをするかもしれませんが、社会に出ると意外と「男か女か」は減ります。

 

あなたが将来、希望する職種にもよりますが、男女関係ない職場もありますし、ましては独立したら全く関係ありません。

 

本当にどちらかわからない場合は焦らず、冷静に判断してくださいね。

 

私はFTMですが、「性別はあまり関係ないな」と思うようになりました。

 

それよりも「人として魅力的」のほうが断然いいです。

 

まとめると、、、
・女性でも男性でもない感じなら「FTX」かも
・恋愛対象が女性でも「FTM」とは限らない
・一時の感情で「男になりたい」と思っても、一旦冷静になろう

 

2男性が好きだったら、FTMではない?

男性が好きだからといって、

「FTMではない」とは限りません。

 

性自認と恋愛対象は関係ないからです。

心も身体も男性で男性を好きになることと同じです。

 

つまり、身体は女性だけど、心が男性の場合で男性が好きなら、「同性愛」ということになります。

 

そのことを一般的にFTMゲイというそうです。

 

とにかくまずは自分の心に素直に従ってくださいね。

 

たとえ、身体に違和感や嫌悪感があっても、
身体が女のままのほうが都合がいいのでは?

 

実はそうでもないのです。

ここは本当にどこまで本人が我慢できるかになってきます。

 

確かに、たとえ「心が男性」であったとしても、男性が好きなら、女性として生きたほうがいいと思ってしまうかもしれません。

 

結婚もスムーズだし、子供も産めるし、身体に何の負担もない。

 

しかし、中には

身体は女性のまま男性と結婚し、子供も生まれたけど、やっぱり耐え切れなくて、治療や手術を望む人もいます。

 

その結果、家庭が崩壊してしまうかもしれませんよね。

 

パートナーに事情を話していて、

あえて子供が生まれるまで、、という選択もアリですが、

 

まるっきり自分の心を無視し続けてしまうと、将来、パートナーとの関係が崩れてしまう可能性があります。

 

つまり、男性が好きだからといって、自身を女性だと思い込もうとすると後からつらい思いをするかもしれないということです。

 

たとえ、男性が好きだとしても、自分の身体に違和感や嫌悪感があるなら、それを無視せずに、向き合ったほうがいいですね。

 

まとめると、、、
・恋愛対象が男性のFTMもいるということ
・逆に女性であると思い込むと、後からつらいかも
・恋愛対象に惑わされずに、自分の心を見る

 

3男性へのトラウマからFTMだと思い込む可能性がある?

男性へのトラウマから自分の身体への嫌悪感につながり、それを「FTMだ」と勘違いするケースですね。

 

実際にこういうケースは稀かとは思いますが、もし思い当たる人がいたら注意が必要です。

 

また、子供から大人へと変わっていく段階で、男性に対して気持ち悪いなどの嫌悪感や変わっていく自分の身体に対しての違和感や嫌悪感、

 

いわゆる”思春期”でFTMだと勘違いする可能性もあります。

 

では、「男性へのトラウマ、または思春期によるもの」と「FTM」の違いは何でしょうか?

 

それは「自分が男性であると確信しているかどうか」です。

 

確信していなくても、どこかで自分を男性だと思っているなど。

 

要するに、「身体に違和感・嫌悪感がある≠FTM」なのです。

 

少しでも男性へのトラウマに関して思い当たる人は専門家に相談したほうがいいでしょう。

 

まとめると、、、
・男性へのトラウマからFTMと思い込むケースもある
・思春期でも一時的に勘違いは起こり得る
・身体の違和感・嫌悪感≠FTM
・トラウマがある人は専門家に相談

 

FTMだとはっきりさせるには?

どっちなのかはっきりさせたい。
この状況はつらい、、、

 

方法としては、

「自分が男性である」と心にあるかどうかを時間をかけてでも確認していくことだと思います。

 

はやく自分の性別をはっきりさせたい気持ちはわかります。

 

しかし焦って決めてしまうと、後に引けなくなって後悔してしまうかもしれません。

 

焦っている理由は何でしょうか?

 

そもそも、早く決めなくても、どんな性別でもいいと思います。

 

それがたとえ男性でも女性でも、どちらでもなくても。

 

確かに偏見や差別はまだあります。

 

しかし、昔と比べたら、どんな性別でも生きやすくなりました。

 

まだまだこれから理解してもらいやすくなります。

 

まずは焦らずに自分の心と向き合い、自分の好きなように生きていくことが大切だと思いますよ。

 

最後に

 

「思い込みかな?」と思ったら、一旦、そのときに考えるのをやめて、

 

日頃の生活で

「自分はどう感じているのか?」

「自分は自分を男性だと感じているのか?」

と考えてみてもいいですね。

 

身体の違和感や嫌悪感だけでは、

FTMだとは限りません。

 

今はつらいでしょうが、一番あなたが人生をよりよく生きていくために最善の選択が出来ればいいなぁと思います。

 

この記事が参考になれば幸いです。

 

 

それでは、また。
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